1歳のお誕生日に一升餅!意味ややり方、準備のポイントを解説:一升餅以外のおすすめアイデア5選も一気にご紹介!

子育て

 赤ちゃんが1歳を迎える初めてのお誕生日。

 その大切な節目を、”日本ならではの伝統行事「一升餅(いっしょうもち)」でお祝いされるご家庭は多いです。

 一升餅でお祝いすることはわかっても、わからないことがゆるっとママには当時たくさんありました。

 そんなゆるっとママのような、ママ・パパの不安を解消するために、この記事では、一升餅の意味・準備・当日の簡単な流れ・注意点までまるっと解説します!

一升餅とは?1歳の誕生日に行う日本の伝統行事

 「一升餅(いっしょうもち)」とは、赤ちゃんが1歳になる誕生日に、一升=1.8㎏のお餅を赤ちゃんに背負わせる日本の伝統行事です。

 一升と一生をかけて

 「一生食べ物に困らないように」・「一生健やかにいられるように」という願いが込められています。

 1歳という節目に、家族みんなで赤ちゃんの健やかな成長を願う、大切なイベントです。

 一升餅以外にも”選び取り”という行事や、地域によっては”踏み餅”というお餅を赤ちゃんに踏ませるという風習がある地域もあったりするようです。

※選び取りとは

 「選び取り(えらびとり)カード」は赤ちゃんの1歳のお誕生日をお祝いする伝統的なイベントのひとつです。

 古くから日本にある風習で、赤ちゃんの将来の職業や才能を占う、ちょっとしたお楽しみとして人気があります。

 本来はそろばん、筆などのアイテムを並べて赤ちゃんに選ばせていましたが、最近では「カードタイプ」が主流になりつつあります。

 安全で、準備も簡単、写真映えするのもポイント!

一升餅のお祝い、どうやる?基本の流れとポイント

  1. 一升餅を用意する(購入・手作り):名入れ・小分・紅白など種類がさまざま
  2. 赤ちゃんに背負わせる(地域によっては踏ませる):風呂敷やリュックに入れて行う
  3. 歩かせる(安全に注意して必要に応じてサポート):「たくましく育つ」(転んだ場合も縁起がいいとされている)
  4. 記念撮影(背負っている間にも写真や動画撮影はもちろんOK!)
  5. 選び取り(行う場合:順番に特に決まりはありません)

 重いもの・普段は背負うことのないもの・初めてのことに泣いてしまう赤ちゃんも多いかと思いますが、それもいい思い出になります!

 安全に注意しながら、無理のない範囲で、赤ちゃんが嫌がったら途中で中断してOK!

 終わった後、お餅を食べるときは小さく切って、焼いて柔らかくして食べるようにしましょう!赤ちゃんはのどに詰まりやすいので、無理に食べさせないこと!

 

一升餅の準備方法|どこで買える?どんなものなの?いつ注文する?

主な購入先

  • ネット通販
  • 和菓子屋さん(場所によります)
  • 赤ちゃん本舗や大進など(リュックに小分けで入っているものも)

一升餅とはどんなもの 

 ①大きい1個のお餅

 ②リュックにお餅が入っているもの(小分けのものもあり)

注文のタイミング

 1~2週間前には注文しておくと安心です。

①と②のタイプで、それぞれイメージとして商品を載せています。

選び取りのカードが付属でついていることが最近は多いです。

一升餅の代用品・さっさママの購入体験

一升餅以外の代用品もあるのかな?

お餅ってあんまり食べないし、大きいものだと分けるのも大変そう、、。

 こんな疑問を持っているママ・パパもいるのではないでしょうか?

 一升餅だけではなく、最近では代用品として

  ・一升パン

  ・一升米

  ・お米を小分けにしてリュックに入れたもの(一升分)

など種類も色々あります。

 さっさママは下の子の時に、”ポンパドール”というお店で一升パンを注文しました。(お店で直接予約して、予約日当日に取りに行きました)

 名入れもできますし、終わった後も、その場にいた家族や親族で分けることができましたよ!

 パンは、次の日の朝ごはんで食べきりました。

 とてもおいしかったです!普段用でも食べたいくらい、、。

 ママ・パパで一緒に考えて、家庭の状況にあったものを選んでいただけたらと思います。

一升餅・選び取り以外におすすめのお祝いアイデア5選

 特別な1日だからこそ、できれば記念になることをしてあげたいですよね。

 定番の一升餅や選び取りも素敵ですが、他にも”今しかできない”お祝いの方法がたくさんあります。

 ここでは、一升餅・選び取り以外におすすめの、1歳お誕生日お祝いアイデア5選をご紹介していきます。

 ご家族みんなで楽しめて、いつか見返したときにも心がほっこりするような思い出作りに、是非取り入れてみてください。

①スマッシュケーキで写真映え

 手づかみでケーキを食べる「スマッシュケーキ」は海外で大人気のバースデーイベント。

 1歳のお誕生日を祝うケーキを、赤ちゃんが手づかみで豪快に食べるイベントです。

 ✔市販のベビー用ケーキや手作りでもOK!

 ✔撮影前・始める前に床にシートを敷くとお掃除も楽!

赤ちゃんにケーキって、生クリームも使うけど大丈夫なのかな?

ケーキを全部食べられないかもしれないし、イベントの後廃棄になるかもっていうのはもったいないよなぁ、、。

 1歳はまだわかっていないアレルギーも多いですし、不安なママ・パパも多いと思います。

 不安があるようであれば、できるだけ生クリームなどは避け、工夫することも可能です。

 それにせっかくのケーキを捨てることになるのはもったいないですよね。(食べてしまえば問題はないですが、、)

【一例として、こんな方法もありますというものをご紹介】

 ✔ケーキをご家族で分けてたべる場合:市販のベビー用ケーキにして、撮影後、赤ちゃん用にきれいに切り分け、イベントを行う(残りのケーキをとりわけイベント後ご家族で美味しくいただく)

 ✔赤ちゃん1人で食べる場合:小さな手作りケーキを作る。スポンジなどを使わず、パンやヨーグルト、フルーツなど赤ちゃんが普段から口にしているもので代用し、赤ちゃん用にかわいく飾り付けをしてイベントを行う(スポンジも赤ちゃん用に作ることも可能です→ネットで調べると赤ちゃん専用のスポンジやケーキの作り方、盛り付け方まで、さまざまな方が載せていらっしゃいます。見るだけでも楽しいので、ご興味あれば是非検索してみてください)

 ※市販のケーキの場合は、ネットにもあります。もちろんそれもいいですが、できれば近くにあるケーキ屋さんだと、しっかり確認できますし、おいしさもわかっていたりするので安心感が違うかなと思います。

 

②誕生日プレートで好きなものを

 少しずつ食べられるものが増えているからこそ、赤ちゃんが好んで食べているものをアレンジしてかわいくプレートに飾りつけをし、記録に残すという方法もあります。

 赤ちゃんが普段から食べているものであれば、アレルギーなどの心配もないですし、安心してみていられると思います。

 かわいいキャラクターをモチーフに、作ってみたりしてもいいと思います。

③手形・足形アートで「今」を残す

 小さな手・足は、あっという間に大きくなります。

 1歳の節目に「手形・足形アート」で”今”を形に残しましょう。

 ✔色紙やキャンパス、フォトフレームなどにスタンプ

 ✔名前や日付、生まれたときの身長体重も一緒に記録しておくと◎

 ✔100均アイテムでも簡単に手作りできます

 ✔販売されているものもありますが、自分で作成した方が費用も抑えられます  (アレンジされているものを調べるとたくさん出てきますよ!)

④スタジオまたは手作りおうちフォトブースで記念撮影

 写真はスタジオに行くという方法もありますが、写真スタジオに行かなくても、今はお家で簡単にかわいい写真が撮れます!

 風船やフラッグ、数字バルーンなどを使ってフォトブース風に飾ってみましょう。

 ✔バースデーガーランドや「1歳 HappyBirthday」などの文字で分かりやすく

 ✔床に座らせたりして撮ると、赤ちゃんの表情が自然に

 ✔好きなおもちゃやぬいぐるみも一緒に撮影するとさらに◎

 ✔100均アイテムでも工夫次第でお得にかわいくアレンジ可能です

⑤タイムカプセルで未来へお手紙を

 将来、赤ちゃんが大きくなった時に読めるように、家族からの手紙を残しておく「タイムカプセル」も素敵なアイデアです。

 ✔ママ・パパ・それぞれの両親・祖父母などからのメッセージをまとめて

 ✔1歳の写真や新聞、手形などを一緒に入れても

 ✔「〇歳の誕生日に渡す」など未来の約束をしておくと感動倍増

まとめ|一升餅で「ありがとう」と「これからも元気に」を伝えよう

 1歳のお誕生日は、赤ちゃんが初めて迎える「自分の誕生日」。

 そしてママ・パパにとっても、大切な我が子の初めてのお誕生日。感謝や健康をお願いする、一升餅の行事には、日本ならではのあたたかい思いと願いが込められています。

 重たいものですし、初めてのことに泣いてしまう赤ちゃんも多いですが、それもまた幸せな思い出になりますよ。

 一升餅や選び取りだけにこだわらず、赤ちゃんとの”今”の時間を楽しめる方法を取り入れて、自分達らしいお祝いをしてみてください。

 絶対にお誕生日の日にしないといけないわけではないですし、どんなお祝いでも、してあげたいというその気持ち、そして家族の笑顔がいちばんのプレゼント!

 たくさん写真や動画を残して、将来一緒に見返せる宝物に。

 ママ・パパにとって、そして赤ちゃんにとっての初めてのお誕生日が、無理なく笑顔溢れた素敵な1日になりますように。

 

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