【初節句】と【一升餅】
どちらも我が子の成長を祝う大切な行事。
でも”2つの行事を一緒にしてもいいの?”、”どちらかに集中した方がいいものなのかな?”など悩んでしまうママ・パパも多いのではないでしょうか?
実際さっさママもその選択に迷いました。
でも結果的に、両方一緒にお祝いをしたことで、家族みんなで心から笑顔になれた特別な一日になったんです。
この記事では、そんなさっさママの体験談も踏まえてまとめました。

初節句と一升餅とは
●初節句(はつぜっく)
赤ちゃんが産まれてから初めて迎える節句のことです。
女の子は、3月3日、桃の節句(ひな祭り)
男の子は5月5日の端午の節句(こどもの日)
どちらも共通しているのは、お子様が今後”無事に、元気に育ちますように”と願う日であるということです。
☆準備物については男女差があるので、それについてはまた詳しく記事にしようと思います。
●一升餅(いっしょうもち)
赤ちゃんが1歳になる誕生日に、一升=1.8㎏のお餅を赤ちゃんに背負わせる日本の伝統行事です。
一升と一生をかけて
「一生食べ物に困らないように」・「一生健やかにいられるように」という願いが込められています。
1歳という節目に、家族みんなで赤ちゃんの健やかな成長を願う、大切なイベントです。
一升餅以外にも”選び取り”という行事や、地域によっては”踏み餅”というお餅を赤ちゃんに踏ませるという風習がある地域もあったりするようです。
初節句と一升餅を一緒にした理由
さっさママの上の子が産まれたのは、12月でした。
その3か月後に初節句だった為、赤ちゃんとさっさママの体調面や、家族の予定なども考えて、そこでは行わず、1歳の行事と合わせて行いました。(厳しめな義実家の方から、来年でも〇と言ってもらえた為、、が一番の理由ですが、、)
ちなみにさっさママは、上の子の時、義両親の実家で、
「私達家族+義両親+義祖父母」の3家族で行いました。
産んでからすぐ色々動かないといけないのは、やはりしんどいですよね、、。
地域や親族の風習によっては分けて行うのが望ましい場合もあるので、事前に相談しておくとトラブルがなくスムーズです。
★一緒にするのはこんな時におすすめ
・誕生日と初節句の時期が近い
・家族が集まりやすい日を選びたい(家族+親族で行事を行う場合)
・お祝い事をまとめて効率的にしたい(準備・費用・日程調整・体力的な面でも)
家族だけで行うのはダメ?

呼んでも呼ばなくてもOK!
最近は家族だけで祝う方もとても多いですし、呼ばない場合や遠方の場合も、写真や動画で感謝の気持ちを伝えれば十分だと思います。
贈り物をいただている場合は、いただいた感謝の気持ちもしっかり伝えましょう。
初節句と一升餅は一緒に行ってもいいのか
結論から言うと、一緒に行って問題はありません!
実際に最近では、一緒に祝うご家庭も増えてきています。
それぞれのお祝いの意味をしっかり大切にしながら、家族の予定やタイミングに合わせて調整できれば大丈夫です。
全てを完璧にしなくても、この中からできそうなことを選んで、家庭に合ったやり方で行うことができれば問題ありません。
重要なのはお子様の成長を祝うその気持ちだと思います。
笑顔で楽しく、無理がないように行えたらそれがベストです!
★一緒にする場合の工夫
・食事や飾りで両方のお祝いの要素を入れる:例)一升餅の儀式+ひな人形or兜飾り
:お祝い膳やケーキ+ちらし寿司や柏餅
・写真撮影は儀式ごとで撮っておく:例)一升餅を背負っているところ
+ひな人形or兜飾りの前で、、など
・写真スタジオで記念にそれぞれ残す方法も◎
初節句と一升餅の準備とやり方
- お飾り+行事食を用意しておく:女の子・男の子差があり
- 一升餅を用意する(購入・手作り):名入れ・小分・紅白など種類がさまざま
- 赤ちゃんに背負わせる(地域によっては踏ませる):風呂敷やリュックに入れて行う
- 歩かせる(安全に注意して必要に応じてサポート):「たくましく育つ」(転んだ場合も縁起がいいとされている)
- 記念撮影(背負っている間にも写真や動画撮影はもちろんOK!):それぞれの行事ごと
- 選び取り(行う場合:順番に特に決まりはありません)
- 家族みんなでご飯(準備していたご飯を囲んで+写真や動画撮影など)
お飾りは、昔ながらだと「母方の祖父母が贈る」というのが古くからの風習ではありますが、地域や家庭の風習、義両親、義祖父母などの考え方によっても役割が異なってくるため、事前に相談するとトラブル回避できるかなと思います。
「贈りたい」と言ってもらえるのであれば、できれば甘える方が◎!
さっさママ体験談
我が家は一緒に行ったことで、より思い出に残るお祝いになりました。
上の子の時は、義実家にある立派なお雛様の前で、一升餅を背負った娘の写真を撮る、というイベント感ある形にして、娘用のご飯は私が家で作って持参しました。
ケーキや大人用のご飯は、テイクアウト中心に。頼るところは頼って、当日はしっかり楽しめるようにしました。
両親からは、小さくて可愛いお雛様の飾りをもらっていたので、それは自宅に飾って。
「大きなお雛様を飾るのは大変だけど、気持ちだけでも形にしたい」そんな方には、こうした小さな飾りもおすすめです。
全員で食事を囲んだタイミングで、子供に向けてプレゼントをいただいたり、お祝いの言葉をいただいたりしました。一升餅を背負った際の涙はありましたが、笑顔いっぱいでとても幸せな1日になったのではないかなと思っています。
まとめ

初節句と一升餅の行事は一緒に行っても問題ありません。
初節句には男の子には、強くたくましく、女の子には優しく健やかにというそれぞれの思いが込められていますし、一升餅には、食べ物に困らないよう、一生健やかにいられるようにと、どちらもお子様のこれからの健康や成長、幸せを願うもので、家族の愛情を形にする日です。
忙しい育児の中でも、家族で少しだけ立ち止まって成長を喜ぶ時間を持てる素敵な行事。
頑張りすぎないお祝いでも、ちゃんと心に残ります。お祝いの形よりも、「家族で楽しむ時間」を大切に、無理をせず、思い出に残る方法でお祝いしてあげてくださいね!
ママ・パパの初めての行事が、幸せで笑顔溢れる素敵な1日になりますように。
一升餅についてもう少し詳しくご紹介している記事がありますのでそちらを貼っておきます。
ご興味のある方は、是非そちらも見てみてください!
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