12月が終われば新年。家族や親戚が集まるお正月がやってきます。
そこで悩むのがお年玉。
お年玉は”何歳から何歳まであげるもの”か悩む方も多いと思います。
お年玉は一般的に「赤ちゃん~学生まで」を対象にあげる家庭が多いです。
明確な決まりはありませんが、
あげ始め:0歳~未就学児
あげ終わり:大学生までor就職するまで
というケースが主流です。
年々少し変わっている点はありますが、そこまで大きな変化はないと言っていいと思います。
「社会人になったら」「成人したら」など家庭ごとのルールもあり、考え方が昔よりも多様化しています。

年齢別|お年玉の相場一覧
●未就学児(0~5歳)
相場:500円~1,000円
まだお金の価値がわからない年齢なので、少額でOK。
キャラクターポチ袋や、おもちゃ・絵本などを代わりに渡す家庭もあります。
●小学生
相場:1,000円~5,000円
・低学年:1,000円~2,000円
・中学年:2,000円~3,000円
・高学年:3,000円~5,000円
学年が上がるごとに少しずつ増やすのが一般的です。
●中学生
相場:5,000円
友達付き合いや部活などでもお金を使う機会が増える時期。
”一律5,000円”と決めている家庭も多いです。
●高校生
相場5,000円~10,000円
アルバイトをしていない場合は、やや多めにあげるケースも。
進学や受験を控えているため、応援の気持ちを込めて金額をあげる人もいます。
●大学生
相場10,000円
この辺りが、お年玉の最高額になりやすいです。
一方で「バイトをしているから5,000円」「そろそろ卒業」という考え方もあります。
社会人になったらお年玉は終了する家庭がほとんど。
代わりに
・食事をごちそうする
・お正月にちょっとしたプレゼントを渡す
など大人同士の付き合いに切り替えるのもおすすめ
お年玉の金額を決めるときのポイント
①自分の家計に無理がないこと:親戚が多い場合は、一律〇〇円と決めると負担を抑えられます
②兄弟・親戚間で大きな差をつけすぎない:基本は年齢に応じて差をつけるのが自然です
③毎年ある程度ルールを統一する:「去年より少ない、、」とならないように、少しずつ上げていく設計だと安心
お年玉をあげる側のリアルな本音
お年玉は、「正直、毎年はちょっと大変、、、」という声も少なくありません。
だからこそ気持ちが大事。
金額よりも、「今年も元気でね」という一言を添えたりするだけで、印象はぐっと良くなります。
さっさママの実体験
さっさママの実家では、兄弟姉妹で話し合いをして、子供たちへのお年玉の金額をあらかじめ決めていました。
- 小学校に入るまでは一律500円
- 小学生は1,000円~3,000円
- 中学生は5,000円
- 高校生は5,000円~10,000円
それぞれ子供の人数には差がありましたが、「お互いさま」「持ちつ持たれつ」という気持ちがあったので、大きな不満が出ることはありませんでした。
ただ、途中からさっさママに金銭的な余裕が年々なくなり、悩んだ結果「今年からはお年玉をあげるのが難しいかもしれない」という相談をしました。
あのまま無理をして続けるのではなく、正直に話し合えたのはよかったなと思っています。
その結果、お年玉の代わりに、
・家族みんなで集まって食事をする
・ケーキを持参する
など、別の形でお正月を楽しむようになりました。
子供たちの気持ちの面を考えると不安もありました。
でも、私の周りではその時まだ子供たちが小さく、お年玉をもらっても自分で使うというより「貯金になる」ことがほとんど。
金額に強いこだわりを持つ年齢ではなかったこともあり、お年玉をやめても、そこまで悲しませずに済んだのかもしれません。
お年玉は当たり前のものではなく、家庭の状況や考え方によって形を変えてもいいもの。
無理をせず、家族みんなが納得できる形を選ぶことが一番大切だと感じています。
お年玉の渡し方

・小さなことども:目線をあわせて手渡しorママパパに
・小学生以上:今年も頑張ったねなど声をかけながら
・中高生以上:さりげなく周囲に配慮して手渡す。「好きなことに使ってね」など声をかけながら
年齢が上がるほど、大人扱いしすぎず、子ども扱いしすぎずがポイント
※お年玉を渡す時には「ポチ袋に入れて渡す」「できれば新札orきれいなお札」「言葉を添える」と〇
まとめ
お年玉の相場は目安であり、正解ではありません。
・あげるのは0歳~学生までが一般的
・金額は年齢と家計に合わせて調整
・大切なのは金額より気持ち
無理のない範囲で、それぞれのご家庭に合った方法で、楽しいお正月を迎えましょう。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。


