妊娠がわかってから、わくわくしながらの準備期間。
でも、調べれば調べるほど出てくる情報に、全部揃えたほうがいいのか、本当に必要なものは何なのか、最低限となるとどれが必要なのだろうかなど、悩むことも多いですよね。
普通分娩だと思っていたら、出産間近で帝王切開に変更ということもあります。
さっさママは、里帰りした先の病院で普通分娩が難しいこと、帝王切開になることがわかりました。
当時は初めてのことだらけで、手術も怖く、不安なことばかり。
準備物は出産前に色々悩んで買っていましたが、「これがあったらよかった」、「これはいらなかったな」というものもあったので、洗い出し厳選してまとめました。(ここでまとめているのは、出産後に家に帰った時すぐ必要なアイテムとして厳選:セットで使うものは1つとして数えています)
入院期間に必要なものや準備物、病院で用意されているものについては、さっさママは病院から指示があり、それに沿って準備していました。それについての体験談も踏まえて、ご紹介していきます。出産を控えたママ・パパのご参考に少しでもなれば嬉しいです。

必要だったアイテム厳選7つ
①おむつ・おしりふき
新生児の時は特に変えるペースが早かったので、すぐなくなっていました。
赤ちゃんの成長は早くあっという間にサイズアップします。大きくないと、漏れてしまったり赤ちゃんが窮屈だったり。それでも買いすぎはよくないので、様子を見ながら買っていく方法がベストです。
※さっさママは、最初2袋分購入して置いていました。
おしりふきに関しては、長く使うので1ケース購入。
②肌着・コンビドレス
肌着は種類もありますし、季節のこともあってとても悩みました。
肌着は退院時に着せる為用意しますが、帰ってからもすぐ必要なものなので数があると洗うのも焦らずすみます。
※短肌着とコンビ肌着を4枚ずつ
コンビドレスを3枚
足つきのカバーオールを1枚購入。
③母乳パッド
ミルクと最初から決めていれば、使うことはほとんどありませんが、混合の方や完母の方には必須です。
胸が張って、母乳が染み出てきたりすることもある為、清潔を保つためにも1袋購入しておくと安心
④哺乳瓶・ミルク・滅菌器
哺乳瓶は母乳が上手く出る方には不要かもしれませんが、出始めるまでの期間がある場合、ミルクを足したりしながら母乳に移行していきます。その時に必ず使うので、1本は常備があると安心。また、その他にも夜間パパに授乳をお願いしたい時、外出先の時、冷凍の母乳を哺乳瓶に移すなどもできるため、哺乳瓶があるとなにかと重宝します。
ミルクは、最初のうちは病院などでもらった試供品で試すのも◎(妊婦さんの時に、お店などでも試供品をいただく機会が多いかと思いますので、その際に取っておくと便利です)
滅菌器も哺乳瓶をきれいに保つために必須です。
さっさママは、電子レンジでできるタイプにしていました。
これは好みですので、ママのやりやすい商品を選んでいただくのがいいと思います。
⑤授乳クッション
傷の保護にもなります。初めての慣れない授乳で、姿勢が難しかったり、赤ちゃんを抱っこしながらは腕も疲れてしまいます。そんな時に授乳クッションは、ママの負荷を予想以上に軽減してくれますよ!
さっさママは厚めの月形の授乳クッションを使用
⑥ベビーバス
折りたたみ式や空気式など使いやすいものを選ぶのが◎
さっさママは、プラスチックタイプのベビーバスにしていました。(空気を抜くのが手間と感じたため)
※沐浴用の入浴剤やベビー用綿棒(おへそ周りをきれいにしたりするために使用)は病院からいただきました
温度が不安な方は、沐浴温度計もありますが、必須ではありません。
⑦チャイルドシート
車の利用がある方限定にはなりますが、退院日からすぐ車に乗るのであればチャイルドシートは必須。
長く使うものなので、入院前から車に取り付けられるのか、どういうタイプがママの負担が少ないか、赤ちゃんにとってはどうかなどしっかり目で見て実際に触ってみて決めるのがいいと思います。
※この時に、「ベビーカー」・「抱っこ紐」など、あとでも間に合うものも一緒に吟味しておくと、いざ必要な時にネットやお店での購入がスムーズに!(帝王切開後は傷口が痛く、すぐに抱っこ紐は使いませんでした)
あってよかったもの
- 帝王切開後の腹部保護帯:出血が続き、痛みもあるので、傷の保護のためにもあるととても便利
- 使い慣れている化粧品とシャンプーなど洗面用品:入院中に慣れているものを使うと安心感あり
- 加湿空気洗浄機:窓を開けられない冬場など、冷暖房を使う部屋にいると、どうしても乾燥してしまったりすることがあるので、調整できるのも、空気がきれいなのも安心感アップ。乾燥によるママの体調面にも◎
- ベビーベット:家の状況などにもよりますが、さっさママは傷が痛むこと、ベットの方が安心だった為
- ベビー布団:赤ちゃん用は沈みにくくなっていたり、お布団が軽かったり、当然ですが、赤ちゃんに配慮されたものになっているので安心。お布団自体が小さいため、洗うのも大人用よりも楽で、乾きやすいのもメリット
- おむつ替えシート:産後の検診などすぐお出かけする機会があるので、おむつを替えるとき、車内で交換してあげたい時など、さっと引いて対応してあげられるのが◎
あったらよかったもの
- 搾乳機:授乳が上手くいけば、母乳量はどんどん増えていき、その都度絞るのは体力や姿勢共にしんどかったので、搾乳機があればとても楽だったなと思います
- ウォーターサーバー:金額は少し高めですが、夜中に起きて”お湯を沸かして冷ます”という手間がなくなるので、負担軽減にはとてもおすすめ
- バウンサー:寝かしつけるときやぐずりがあった時に、抱っこだけではなく別の手段があると身体的にも◎
なくてもよかったもの
- おしりふきあたため器:購入商品にもよりますが、さっさママは熱くなりすぎてしまったり温度調整がよくわからず結果数回しか使わず
- おむつ用ゴミ箱:おむつ用のゴミ袋がにおいを軽減してくれた為、さっさママは特に必要性を感じませんでした
さっさママの実際の準備物

病院で準備のあったもの
- お産セット(パットL・М・S、産褥ショーツ、清浄綿、防水シーツ、ビデ用スポイド、おへその消毒用セットなど):退院後は残っていたパットをすべて使い切りました。
- スリッパ、バスタオル、フェイスタオル、アメニティグッズ(シャンプー・リンス・ボディーソープ・ハブラシ類):ドライヤーは各部屋にありました。
入院用準備物
- パジャマ(授乳できるもの)前開きのものを2~3枚:3枚持参
- さらしの腹帯1本
- 生理用ショーツ2~3枚:3枚持参
- 授乳用ブラジャー2~3枚:3枚持参
- ガーゼのハンカチ4~5枚:5枚持参
- 拭きタオル2~3枚:3枚持参
- 洗面用具:化粧品持参
- ティッシュ
- 母子手帳
- 保険証
- ベビードレス:1枚
- 肌着:短肌着+コンビ肌着
- おくるみ
【体験談】さっさママ入院~出産の流れ
詳しくはまた載せようと思いますが、ざっとこんな感じの流れでしたというのをこちらでご紹介させていただきますね。
| 入院日 | 手術当日 | 1日目 | 2日目 | 3日目~ | ~5日目 | 7日目 |
| 21時以降 絶飲食 検査や入院・手術後の説明などを受けます | 絶飲食(夜から水分のみ可) 朝から点滴が始まり、背中側から麻酔をします。 手術後は点滴をしながらベッドで過ごす(痛みとの闘い) | 朝から全粥 お昼は普通食 (本来はこの日から尿の管をとり、病室での授乳開始・歩行後シャワーも可能でしたが、出血のためできず) | 普通食 ここから3日間は授乳などの援助や指導をしてもらいながら、体調回復もしつつ、赤ちゃんと過ごす時間の練習をします(さっさママはこの日に尿の管をとり、ようやく歩行開始。近い距離でも歩くのに、とても時間がかかる状態でした) | さっさママは通常の流れより遅れて授乳開始。歩行もようやくできるように | 検査 授乳室で授乳開始 退院指導など | 退院日 母子手帳返却 午前中には 退院 退院服(授乳できる私服)に着替える 支払い済ます (場所にもよると思いますが、前日には金額を教えてもらえました) |
本来であれば手術後5日目に退院となる予定でしたが、さっさママは出血が多く、回復が少し遅かった為、念のため2日ほど多く病院で入院していました。(入院期間は病院や回復状態で差あり)
少しイレギュラーではありますが、傷の痛みや回復も個人差が大きいため、だいたいの流れとしてご覧いただけたらと思います。
まとめ

初めての出産を控えて、赤ちゃんと会えるのがとても楽しみな反面、わからないことや不安なこと、こわいこと、迷うこと、たくさん考えることも多くなりますよね。
実際に体験してみれば何となく流れがわかるものですが、初めてだとなかなかそうもいきません。
今回ご紹介したアイテムは、実際に私が「本当に役に立った」と感じた、最低限でも揃えておきたいものばかりです。
出産は人それぞれですが、「備え」があるだけで、心の余裕が大きく変わります。ですが、完璧になる必要は全くありません。育児に正解はないです。試行錯誤しながら、ママ自身にに合ったやり方やアイテムをゆっくり揃えていってくださいね!
今から出産を控えているママが、どうか無理なく、楽しんで、少しでも負担のない産後を迎えられますように。
今しかないかけがえのない時間が、皆様にとって幸せな思い出になるよう願っています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。


